» 保管場所

保管場所は車体の汚れ具合に大きな影響を与えてしまいます。そのため、保管場所によってお車の汚れが目立ってしまう時期が異なってきます。お車の状態を確認しながら洗車を行ってください。

・ガレージ保管

お車をガレージで保管している場合は、月に1回程度の洗車できれいな状態を保つことができます。お車が汚れる主な原因は、紫外線や雨水、花粉や黄砂、土や砂塵などです。シャッターつきのガレージは、密閉された空間であるため、お車が汚れる原因の影響を受けにくくきれいな状態が長く保てます。

・カーポート保管

屋根つきカーポートの場合、多少の雨や直射日光を防ぐことができます。しかし、横からの雨や風は防ぐことができません。そのため、洗車の頻度は2週間に1回程度が理想といわれています。

ガレージ保管と比べると台風や嵐などの影響を受けやすいので、お車の汚れ具合を確認しながら洗車を行いましょう。

・屋根のない駐車場

「青空駐車場」とも呼ばれる屋根のない駐車場でお車を保管する場合は、お車が紫外線や雨、風など自然環境の影響によって、非常に汚れやすくなってしまいます。そのため、できるだけこまめに洗車することを心掛けましょう。

» 色

・黒系

黒系のボディーのお車は、埃などの汚れが目立ちやすいです。特に、雨や洗車後の水垢は白っぽい跡になるので、黒系のボディーだと目立ってしまいがちです。そのため、2週間に1回程度を目安に洗車することが理想といわれています。

・白系

光を反射する白系のボディーは比較的に汚れが目立ちにくいので、2週間～1カ月に1回程度を目安に洗車を行いましょう。ただし、白系のボディーは土埃や泥はね等の汚れが目立ちやすいので、汚れが気になったタイミングでも洗車をすることをおすすめします。

・シルバー系

比較的汚れが目立ちにくいといわれているシルバー系のボディーの場合は、月に1回程度が洗車の目安です。ただし、汚れが目立たなくても、汚れていることがあるので、お車の状態を確認しながら洗車を行いましょう。

・カラー系

青や赤、オレンジなどの鮮やかなカラーのボディーは、紫外線の影響を受けやすいです。そのため、2～3週間に1回程度のワックス洗車などメンテナンスを行うことをおすすめします。

こちらでご紹介した頻度は、あくまで目安となるものです。

保管場所や色の特徴も把握した上でお車の状態をよく確認し、必要なタイミングで洗車やメンテンスを行うことが大切です。

» カーカバーを使用する

旧車のデリケートなボディーの大敵となる紫外線から、お車を保護するために欠かせないのが、車体を丸ごと覆うカーカバーです。紫外線はボディーだけではなく内装にもダメージを与えてしまうので、カーカバーを使用して紫外線の影響をできるだけ少なくしましょう。

» ワックスがけをする

ワックスがけは見た目を美しくするだけでなく、塗装を保護するためにも有効です。洗車後にしっかりと車体を拭き上げたら、ワックスを一定方向で塗ることでむら無く仕上げることができます。

» 駐車場所の選び方

デリケートな旧車は、保管場所も慎重に選びたいものです。

紫外線や雨水などからの影響をできるだけ抑えるためにも、旧車はガレージや屋内駐車場での保管が理想といわれています。

砂利を敷いた未舗装の駐車場では地面から湿気が上がってくるため、車体の下や足回りがサビやすってしまいますので、舗装されている駐車場を選ぶことをおすすめします。