» 車体にキズがつきやすくなる

黄砂は石英や長石を主成分とした硬い鉱物の微粒子で角ばった形をしていることが特徴です。そのため車体に黄砂が付着すると研磨剤のようになり、車体をキズつけてしまいます。

黄砂は車体だけではなく、フロントガラスなどのガラス面にも傷をつけてしまうので、ガラスや車体についた黄砂を乾いた布やタオルなどで拭いて落そうとすると余計な傷の原因となるので避けましょう。

» 黄砂は固着してしまうと取れにくくなる

黄砂は雨水などの水分と混ざると、粘土のように固まってしまうため、早めに水などで洗い流しましょう。粘土のようになった黄砂は車体にこびりつくので、洗車だけでは取り除けなくなってしまいます。固着した黄砂を無理に取り除こうとすると、車体を紙やすりで削るように傷をつけてしまうので注意が必要です。

また、黄砂は他の汚れよりも固着しやすいため、黄砂がついたら早めに洗車することをおすすめします。ただし、黄砂が飛んでいる状態で洗車をすると、洗い上がったばかりの車体にすぐに黄砂がついてしまい、残った水分と黄砂が混ざり合うと固着してしまいます。

そのため、天気予報などで黄砂が飛んでいない日を選んで洗車するよう心がけましょう。

» イオンデポジットができやすくなる

黄砂は飛散中に大気中の様々な粒子を吸着するので、カルシウムやマグネシウム、ケイ素や二酸化ケイ素など様々な成分を含んでいます。そのため、黄砂に含まれたミネラル分が車体に付着するとイオンデポジットができやすくなってしまいます。

» カーカバーを使用する

最も簡単にできる黄砂対策は、カーカバーを使用することです。カーカバーを使用することで黄砂だけではなく、紫外線や雨水、花粉やホコリなどからも大切なお車を守ることができます。

ただし、すでに車体に黄砂が付着してしまっている場合は、カーカバーとの摩擦で車体に傷がついてしまう怖れがあります。そのため、黄砂を洗い流したあとはカーカバーでお車を黄砂から保護することをおすすめします。カーカバー選びは、摩擦によって車体に傷がつかないよう裏起毛がついているかなど素材を考慮して選びましょう。

» こまめに洗車する

黄砂が車体に付着した場合、固着する前に車体から取り除くことが大切です。

黄砂による汚れが気になったら、こまめに洗車するよう心がけしましょう。洗車する際のポイントは、最初にたっぷりの水を使って、車体に付着した黄砂をできるだけ取り除くことです。洗車機を使用する場合も先に水洗いで黄砂を取り除かないと洗車機のブラシが黄砂を車体にこすりつけてしまい、車体に傷がつく怖れがあります。

» コーティングする

お車に付着した黄砂をそのまま放置していると、塗装の劣化の原因となります。黄砂による塗装の劣化を防ぐためには、車体やガラス面をコーティングすることも有効です。車体をコーティングすることで、コーティング膜が黄砂によるダメージから塗装を守ってくれます。

市販のコーティング剤を使って自力で行うこともできますが、ご自身でのコーティングが難しい場合は、費用が掛かってしまいますがプロに依頼することをおすすめします。

手軽に黄砂対策を取り入れたい方は、ぜひカーカバーのご利用をご検討ください。

カバーランドは、最高級品質の5層構造のカーカバーを販売しております。車体と接する面は厚手の起毛を仕様していますので、ボディーに優しいことが特徴です。裏起毛はボディーに優しいだけでなく、掛け外しの滑りもよいので、初めてカーカバーを購入される方にもおすすめです。